デザインシンキングへの理解

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デザインシンキングを学んだことで、
常にユーザー目線で課題解決することが大事だと気づきました

  

 現在世の中に商品が溢れるほど多いこの時代、品質がいい、デザインがいいだけだと売れなくなりました。これからのデザイナーの基本的な素質としては、ユーザーの立場に立ったデザインアプローチ手法を身に付けなければいけないと気づきました。デザインシンキングはデザイナーがデザインを行う過程で用いる思考法です。世界をリードするデザイン企業ーIDEOが開発したデザインシンキングによって、ビジネス領域での関心を高まっていました。人間を中心に、ビジネス、テクノロジーの3つを統合する課題解決を提唱しています。

つまり、デザインシンキングでは生活者(ユーザー)の行動や気持ちを常に考えながら、技術的、ビジネス的に実現可能な形でユーザーの問題を解決していくことです。

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 今回のワークショップでは、地震後の復興に私たちが何か役立つのかという課題でした。フィールド調査によって、被災地以外のところで暮らしている私たちが実感できないリアルな現地の状況を把握することができました。また、災害に遭った人たちにどんなサービスを提供できるのかを実際のインタビューを通じて、たくさんのニーズを抽出することもできました。この情報の収集はその後のアイデア出しや、プロトタイプ作りにとても役に立ったと実感しました。
 様々な生活者の立場で発想でき、ユーザーと認知的共感できるデザイナーになるために、人間中心設計の根底にある思想を理解しなければいけません。